小満 / 初候「蚕起きて桑を食う」5月21日~25日頃

二十四節気　小満（しょうまん）5月21日～6月5日ころ
七十二候　　初候『蚕起きて桑を食う』(かいこおきて くわをくう)　5月21日〜25日ころ

『小満』しょうまん

あっという間に立夏が過ぎ、次の節気｢小満｣がきました。

小満とは、いのちが、しだいに満ち満ちしていくころ。
草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、

日を浴びてかがやく季節です。

万物が活き活きする時期
気候が良くなるこの時期は、草木を含むあらゆるものが成長(生長)し、やがて天地に満ち始めるということから「小満」と名付けられたようです。

『蚕起きて桑を食う』(かいこおきて くわをくう)　5月21日〜25日ころ
蚕が成長する時期

今回の七十二候は「起きて桑を食う」は、孵化(ふか)した蚕が桑の葉を食べて、スクスクと成長する頃

「蚕は…ちょっと...。」

実はそんなふうに思ってしましたが調べてみると、蚕は私たちの生活に大きく貢献しているようです。

蚕といえば、マユから作られる絹！上質な絹糸を使った服は、肌に優しいだけでなく、通気性や吸湿性に優れていますね。

気温と湿度が高くなる宮崎には、まさにぴったりな素材ですね。

走り梅雨の時期

走り梅雨とは、5月の中旬から下旬頃、本格的な梅雨に入る前にぐずついた天気が続くことのようです。

通常は、走り梅雨の後は晴天となり、その後本格的な梅雨となります。ただ、走り梅雨が長引くと、そのまま本格的な梅雨に突入することもあります。(by Weathernews)

毎日雨ばかりの梅雨のことを考えると、非常に憂うつな気分になりますが…その先に待っている新しい季節の始まりを考えると、ちょっと前向きになれるかもしれませんね。

この時期にやろうと思って、溜め込んでいた事を夏が来る前にやっちゃおう！(自分に言い聞かせ😂)